令和4年8月8日(月)、9日(火)、第10回東北教育オーディオロジー研究協議会研修会を福島県立聴覚支援学校(郡山市)にて開催しました。昨年に続き、新型コロナウィルス感染症拡大のため、条件付き直接参加及びオンラインのハイブリッド方式での実施となりました。
1日目は、東北教育オーディオロジー研究協議会総会を行い、会計報告や事業計画が無事承認されました。組織面では、役員数名が転勤や退職等により変更になりました。総会後は、選択講座に続き、メドエルジャパンの西尾のり子様より「人工内耳の最新技術」についてのご講義をいただきました。
2日目は、昨年まで事務局長を務めていただいた飯塚和也先生(現・筑波大学付属聴覚特別支援学校教諭)他、4名の先生方からご講義がありました。その後、聴覚障害者教育福祉協会 専務理事 松本末男先生から「これからの聾学校の教育を考える」というテーマでご講演をいただき、全国的に在籍者数が減少していく中で、聾学校(聴覚支援学校)
が果たすべき役割は何かについて、ご自身の経験を含め貴重なお話をいただきました。
今回は、ICT環境や現職の先生方の参加を考慮し、二日間ともに平日開催としましたが、昨年同様100名を超える参加者があり、東北以外の地域からの参加者も複数名ありましたことは、ハイブリッド方式のメリットと考えております。
講演や講義を担当していただきました講師の皆様、参加者の皆様には、本会の活動を支えていただき心より御礼を申し上げますとともに、今後の活動にも引き続きご協力いただきますようお願い申し上げます。
<総会>
提案事項は全て承認され、令和4年度の活動がスタートしました。
<講座>
遠路、おいでいただいた先生方備等含めてありがとうございました。
<講演>
松本末男先生 「これからの聾学校の教育を考え る」のテーマで示唆に富む貴重な お話をいただきました。 お忙しい中、ありがとうございま した。