本研究協議会は、平成25年8月に、東北地区においても聴覚障がい教育・療育に携わる人が連携・協力し、補聴器や人工内耳などの聴覚補償や聴覚を最大限に活用するための聴覚学習、聴力検査法など、多様な教育オーディオロジーに関する専門的な知識や技能を学ぶための研修会が必要との熱い思いにより設立されました。
令和2年8月開催予定だった第8回研修会は、新型コロナウィルス感染症の影響により、やむなく中止とし、これまでの研修内容を再編集した「会報第8号」を作成しました。令和3年度第9回研修会は、前年同様、新型コロナウィルス感染症の収束が見えない中ではありましたが、感染症対策を講じた上で、直接参加とオンライン上での参加というハイブリッド形式で実施することとし、会場を福島県立聴覚支援学校で実施いたしました。初めての試みではありましたが、2日間で延べ200名を超える参加がありました。
さて、令和4年度の研修会参加につきましては、昨年度と同様の対応といたします。新型コロナウィルス感染症が依然として収束しない状況ですので、直接参加の人数を制限させていただき、会員の方を優先し決定してまいります。直接参加を希望された方で、定員の都合上直接参加とならない場合は、オンラインでの受講をお願いいたします。
現在、聴覚障がい教育・療育に、携わっている方だけでなく、聴覚障がい教育・療育を学ばれている学生など、『聴覚障がい』に興味・関心を持っている方々にも参加していただき、それぞれの専門性の向上に役立てていただけたら幸いであります。
1 期 日 令和4年8月 8日(月) 12:30~16:30
※ 総会 12:30~13:00(会員のみ)
9日(火) 9:00~16:20
2 会 場 福島県立聴覚支援学校
〒960-0201 福島県郡山市大槻町字西ノ宮西32番地
3 主 催 東北教育オーディオロジー研究協議会
4 主 管 福島県立聴覚支援学校
5 後 援(予定)
福島県教育委員会、福島県特別支援学校長会、福島県特別支援教育研究会、日本教育オーディオロジー研究会、一般社団法人日本補聴器販売店協会、東北地区聾学校長会
6 定 員 50名程度(直接受講定員)
定員を超えた場合は、東北教育オーディオロジー研究協議会会員を優先させていただきます。また、会員外の方は、先着順とさせていただきます。
※但し、新型コロナウィルス感染症の感染状況によっては、オンラインのみの開催となることもあります。
7 参加費 会員 2.500円 ( 内会費2.000円含む))、 会員外 3.000円
※ 学生の参加は無料とします。
会員の方には、研修会の内容を集約した会報を年度末にお送りします。
今年度は参加費を値下げしましたが、一時的な措置ですのでご理解下さい。
8 日程
8月8日(月)
12:15~12:30 受付
12:30~13:00 東北教育オーディオロジー研究協議会総会(会員のみ)
13:00~13:30 開会式(オリエンテーションを含む)
13:40~14:50 「聴覚障がい教育のはじめの一歩」
煙山 明美 (秋田聴覚支援学校)
「早期教育相談の実際」
佐藤 玲子 (宮城聴覚支援学校)
15:00~16:30 「人工内耳の最新技術」 西尾 のり子氏 (メドエル社)
8月9日(火)
9:30~10:40 「自立活動と教育オーディオロジー2022~流れ図をもとに~」
宇治川 雄大 (山形県立山形聾学校)
「英語学習について 生徒同士のインタラクションの例-」
大橋 昌弘 (福島県立聴覚支援学校)
10:50~12:00 「発達障がいときこえ」
熊田 明希子 (福島県立聴覚支援学校)
「聴覚障がい児の言葉を育てるためのひと手間」
飯塚 和也 (筑波大学附属聴覚支援学校)
13:00~14:10 「聴覚障がい教育について~当事者の視点から~」
桑名 まどか (福島県立会津支援学校)
14:20~16:20 講演 (仮)「聴覚障がい教育で大切にしたいこと」
松本 末男 氏
(公益財団法人 聴覚障害者教育福祉協会 専務理事)
9 その他
参加費・会費ついて、直接参加の方は会場でお支払い下さい。
オンラインの方は、振込でお願いします。(手数料振込者負担でお願いします)
職場等で取りまとめる場合はまとめて振込をお願いします。(ただし申込みの入力は
一人一人になります)
その際、振込者名簿を事務局宛にお送り下さい。