本研究協議会は、東北で聴覚障がい教育・療育に携わる方々が、補聴器や人工内耳などの聴覚補償や聴覚を最大限に活用するための聴覚学習、聴力検査法など、多様な教育オーディオロジーに関する専門的な知識や技能を学ぶために、平成25年8月に設立されました。 今年度から会場を新たにし、東北福祉大学で、第6回研修会を開催することとなりました。 今回の研修会では、講演を2つ企画しました。1つ目は、秋田県立リハビリテーション・精神医療センター機能訓練部長の中澤操先生から御講演をいただきます。中澤先生は、秋田大学医学部卒業後、帝京大学医学部耳鼻咽頭科学教室に入局され、田中美郷先生に師事されました。その後、アメリカ合衆国カンサス州カンサスシティの大学院で小児言語評価法を学ばれました。御講演では、小児及び成人の人工内耳適応基準について詳しくお話をしていただきます。また、手話と人工内耳をどのように考えていったらよいのかを「ろうあ連盟の人工内耳に関する見解」などをもとにわかりやすくお話しいただける予定です。 2つ目は、前東北福祉大学教育学部教育学科教授兼大学院教育学研究科教授・専攻長であった菅井邦明先生から御講演いただきます。菅井先生は、東北大学でコミュニケーション障がい教育の研究に永年携わってこられると共に、東北大学大学院教育学研究科長、総長補佐、理事(研究・安全管理担当)兼副総長などを歴任されました。御講演では、『音声言語のききとりと話すまでの過程とその支援法~「げんこつ山のたぬきさん」からの提案~』のテーマで、コミュニケーション障がい教育に関するお話しはもちろん、聴覚障がい教育の今後の展望についてもお話いただけると思います。
 また、昨年度大変好評だった最新の補聴器に関して、今回も補聴器の各メーカーの方からお話を聞く時間を設けます。補聴器の指向性や騒音抑制、語音強化システム、防水など実際に体験しながら、最新技術について知って頂く良い機会となります。
 さらに、人工内耳のメーカーであるメドエル社の方から人工内耳の基本的な話から、新しい機能についての話もいただく予定です。
 現在、聴覚障がい教育・療育に、携わっている方だけでなく、聴覚障がい教育・療育を学ばれている学生など、『聴覚障がい』に興味・関心を持っている方にも参加していただき、それぞれの専門性の向上に役立てていただけたら幸いです。

1 期 日 平成30年8月10日(金)12:30~16:00
      ※ 総会 12:30~13:00(会員のみ)
             11日(土) 8:40~16:10
2 会 場 東北福祉大学ステーションキャンパス
      〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1-19-1
      (JR.仙山線「東北福祉大駅前」下車、徒歩0分)
3 主 催 東北教育オーディオロジー研究協議会
4 共 催 学校法人栴檀学園 東北福祉大学
5 後 援(予定)
宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、宮城県特別支援学校長会、宮城県特別支援 教育研究会、日本教育オーディオロジー研究会、一般社団法人 日本補聴器販売店協 会、東北地区聾学校長会

6 定 員 100名
定員を超えた場合は、東北教育オーディオロジー研究協議会会員を優先させていただきます。また、会員外の方は、先着順とさせていただきます。

7 参加費 会 員  両日 3,000円、一日のみ 2,000円
      会員外  両日 4,000円、一日のみ 3,000円
      (※ 学生の方は、会員、会員外を問わず無料)
8 弁当注文
1日目の食事は、研修会会場1階にある食堂(学食)を利用することができます。2日目(8月11日)の昼食ですが、事前注文数が50食以上(1食800円)であれば、臨時に営業していただくことになっております。できるだけ多くの方の注文があることを願っています。

9 研修会資料集
 会員等については、印刷所で製本した「研修会資料集」を大会初日に配布します。
 学生の方は、研修会1週間前には、本研究協議会HPにアップする予定ですので、各自、印刷して御持参願います。(※学生の方で、「研修会資料集」を希望する方は、申込書の資料希望の有無の欄に「○」をつけてください。実費500円でお譲りできます。)

10 参加申込み 申込締切:7月23日(月)
○ 申込書に必要事項を記入し、FAX又はメールにて申し込んで下さい。
○ 定員を超え受講不可のときのみ、7月30日(月)までにご連絡します。
○ 8月10日(金)17:30(予定)からステーションキャンパス内で、懇親会(参加費:5,000円)を予定しています。昼の研修と異なる"研修"もできると思いますので、ぜひ、参加してください。併せて申込書にご記入下さい。

11 その他
○駐車場はありませんので、できるだけ電車(仙山線:JR東北福祉大駅前下車)もしくは、市営バス(870系統、X870系統ほか)をご利用ください。
○仙山線で来られた場合は、ステーションキャンパス3階が入り口となっております。
○分科会等の研修会場は、研修当日に案内させていただきます。



第5回研修会について(終了報告) - お知らせ

 平成29年8月10日~11日に第5回東北教育オーディオロジー研究協議会研修会が、宮城教育大学を会場に行われました。

 10日の基礎講座では、「聾学校の教員としてのはじめの一歩」では、宮城県立聴覚支援学校の奥田真由美先生が、「発音指導の実際Ⅰ」では岩手県立聴覚支援学校の永野哲郎先生が、 「マスキングを用いた聴力検査の方法」では青森県立青森聾学校の成田 光順先生が、それぞれ講師をつとめられました。また、学び合いの時間として、参加者のアンケートをもとに、参加者の疑問を経験豊かなベテランがコメントする機会を設けました。今まで「当たり前」と思ってやってきた小さな1つ1つにも、「なぜこの指導をしているのか」「どんな力をつけたいのか」という、基本に立ち返る良い機会となりました。

 11日の基礎講座は、「難聴疑似体験・難聴理解学習の実際」を秋田県立聴覚支援学校の佐藤 操先生、「聴覚学習の実際」を青森県立弘前聾学校の会津 美穂子先生、「デジタル無線補聴システムと音声認識アプリの活用」を山形県立山形聾学校の宇治川雄大先生、「発音指導の実際Ⅱ(初級講座)」を岩手県立聴覚支援学校の永野哲郎先生、がそれぞれつとめられました。また、中級講座の「聴覚障害児に対する日本語指導」を宮城県立聴覚支援学校の山路 祐太先生、「聴覚活用の難しい児童の言語指導」を福島県石川町立野木沢小学校の飯塚和也先生がつとめられました。各地で積み重ねられた実践が紹介され、充実した研修となりました。

 また、日本コクレア社の山本誠さまから、「人工内耳の現状と課題」というテーマでお話を頂きました。メーカーの側から見える現状や、これからの課題について、分かりやすく丁寧にお話いただきました。また、補聴器メーカー各社から、最新機種やユーザ支援に関する情報提供の機会がありました。受付ロビーでも機器の展示やデモンストレーションをして頂きました。ありがとうございました。

 午後の講演は、弘前大学の元教授で、国立特別支援教育総合研究所で長く研究されていた佐藤 紘昭先生をお招きして、『「創る」「繋ぐ」「紡ぐ」聴覚障害教育をめざして』というテーマで、ご講演を頂きました。教育の根幹について、先人の歩みについてエネルギッシュにお話して頂き、教育は人と人のかかわりで行われるのだ、ということを、改めて感じさせられました。

 今回も、宮城教育大学のしょうがい学生支援室のスタッフの皆様を中心として、各講座の情報保障を頂きました。細やかな対応やお心遣いがあり、2日間に工夫・改善しながら情報保障にあたって頂きました。大変感謝しております。

 大勢の参加者の中で、大学生など若い方も多く、熱心に講義を受ける様子が見られました。将来の聴覚障がい教育・療育を担い手として、今後の学習・研究に役立てていってくださることが期待されます。

 東北各地の聾学校・聴覚支援学校の先生方が集まり、若手から年配のベテランまでが一堂に会する中で、学び合い情報共有する貴重な場となりました。次回の参加を、ぜひ心待ちにしております。

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 本研究協議会は、東北で聴覚障がい教育・療育に携わる方々が、補聴器や人工内耳などの聴覚補償や聴覚を最大限に活用するための聴覚学習、聴力検査法など多様な教育オーディオロジーに関する専門的な知識や技能を学ぶために、平成25年8月に設立されました。 今年度は、昨年度に引き続き、国立大学法人 宮城教育大学の共催(申請中)で、第5回研修会を開催することとなりました。
 今回の御講演は、佐藤紘昭先生にお引き受け頂きました。佐藤先生は、永年、国立特別支援教育総合研究所(現)で、聴覚障がい教育の研究をされた後、青森県教育庁参事、青森高等学校長、弘前大学教授、弘前市教育委員会教育長、中央教育審議会専門委員などを歴任された方です。御講演をお聴きすることにより、現在、聴覚障害教育に携わっている(いこうとする)我々が、聴覚障害教育を、「創り」「繋いで」「紡いで」いきたいと思います。
 また、昨年度大変好評だった最新の補聴器に関して、今回も補聴器の各メーカーの方からお話を聞く時間を設けます。補聴器の指向性や騒音抑制、語音強化システム、防水など実際に体験しながら、最新技術について知って頂く良い機会となります。
 さらに、人工内耳のメーカーであるコクレア社の方から人工内耳の基本的な話から、新しい機能についての話もいただく予定です。
 現在、聴覚障がい教育・療育に、携わっている方だけでなく、聴覚障がい教育・療育を学ばれている学生など、『聴覚障がい』に興味・関心を持っている方にも参加していただき、それぞれの専門性の向上に役立てていただけたら幸いです。

1 期 日   平成29年8月10日(木)12:30~16:00
                ※ 総会 12:30~13:00(会員のみ)
               11日(金) 9:00~16:10

2 会 場    国立大学法人 宮城教育大学
         〒980-0845  宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉149

3 主 催     東北教育オーディオロジー研究協議会
 
4 共 催     国立大学法人 宮城教育大学

5 後 援(予定)
宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、宮城県特別支援学校長会、宮城県特別支援教育研究会、日本教育オーディオロジー研究会、一般社団法人日本補聴器販売店協会、東北地区聾学校長会

6 定 員   100名
定員を超えた場合は、東北教育オーディオロジー研究協議会会員を優先させていただきます。また、会員外の方は、先着順とさせていただきます。

7 参加費    会 員  両日 3,000円、一日のみ 2,000円
         会員外  両日 4,000円、一日のみ 3,000円
        (※学生の方は、会員、会員外を問わず無料。ただし、資料代として500円)

8 参加申込み 申込締切:7月24日(月)


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本サイトについて - お知らせ

本会について
会長挨拶 設立趣意書 会則 役員名簿

事務局より
入会案内 連絡先(メール、住所)



平成28年(2016年)8月10日・11日の2日間に行われました。盛夏の仙台市でしたが、会場の宮城教育大学の屋内はきれいで冷房も整い、快適な環境で研修会を行うことができました。

開会式では、主催者の本会会長あいさつの後、共催の宮城教育大学より藤島省太先生、開催県の宮城聴覚支援学校の鳩原潤校長先生、また、日本教育オーディオロジー研究会会長の大沼直紀先生から、それぞれご挨拶を頂きました。


大沼先生から  第4回挨拶文(大沼先生).pdf
(※すべてPDF文書)


 2日間という短い日程でしたが、東北各県はもちろん、埼玉や千葉、神奈川からも参加がありました。聾学校の先生だけではなく、小学校や養護教育センターの所長はじめ指導主事、教育事務所の指導主事、病院や療育センターの言語聴覚士の先生、補聴器販売店の方など、様々な立場の方に参加して頂きました。

 大学からも、教授・准教授など先生方に加え、聾教育を学ぶ学生も参加し、講座で学ぶだけでなく、準備・後片付け等を手伝うスタッフとして協力してくれました。

 2日間で参加申し込みが140名、講師やスタッフ等も含めると、170名が集まり、盛会の内に研修会を終えることができました。

 研修会の運営に当たっては、宮城教育大学のしょうがい学生支援室を中心としたPC要約筆記や手話通訳による情報保障を行いました。また、補聴器等のメーカー各社の展示では、補聴器の展示に加え、音声認識ソフトや指向性スピーカー等も展示されました。関係各位のご協力、ご支援に感謝いたします。

 なお、来年1月には福島県郡山市での上級講座が、同8月には第5回研修会の開催が予定されています。ご参加をお待ちしております。



開会式の様子
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10日講座の様子

基礎講座「聾学校の教員としてのはじめの一歩」
福島県立聾学校平分校 芳賀 公彦
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基礎講座「発音指導の基本II」
岩手県立盛岡聴覚支援学校 永野 哲郎
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中級講座「乳幼児や重複障がい児に対する聴力検査の方法」
青森県立青森聾学校 成田 光順
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「聴覚障がい教育におけるデジタル無線補聴システムと
音声認識アプリを用いた実践(中間報告)」
山形県立山形聾学校 宇治川 雄大
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11日講座の様子

基礎講座「人工内耳の基礎」
秋田県立聴覚支援学校 佐藤 操
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基礎講座「聴覚学習の実際」
青森県立弘前聾学校 会津 美穂子
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中級講座「FM補聴システムの活用法」
福島県立聾学校 飯塚 和也
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講座「小学校で学ぶ難聴児は今」
郡山市立橘小学校(福島県) 熊田 明希子
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パネルディスカッション
テーマ「聾学校の自立活動の指導のあり方を組織的に考える」
コーディネーター : 福島県養護教育センター 齋藤 成子 氏
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パネラー
福島県立聾学校 田中 愛
盛岡聴覚支援学校 及川 洋
宮城県立聴覚支援学校 山路 祐太
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講演「9歳の壁」と認知特性を考慮に入れた指導
~手話と口話の効果と限界を踏まえた係わりを通して~」
国立大学法人 筑波技術大学准教授 脇中 起余子 氏
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 本研究協議会は、東北で聴覚障がい教育・療育に携わる方々が、補聴器や人工内耳などの聴覚 補償や聴覚を最大限に活用するための聴覚学習、聴力検査法など多様な教育オーディオロジーに 関する専門的な知識や技能を学ぶために、平成 25 年 8 月に設立されました。

 今年度は、昨年度に引き続き、国立大学法人 宮城教育大学の共催で、第4回研修会を開催することとなりました。

 今回は、京都府立聾学校で長年教鞭を執られ、現在、筑波技術大学の准教授をされている脇中起余子先生の講演を企画しました。脇中先生は、ご自身も乳幼児期に薬の副作用のため聴覚障がいとなられました。聴覚障がいの当事者の立場と聴覚障がい教育を研究する研究者の立場の両面から広い視野に立ったお話しを聞くことができると思います。

 また、最新の補聴器に関して、補聴器の各メーカーの方からお話を聞く時間を設けます。補聴器の指向性や騒音抑制、語音強化システム、防水など実際に体験しながら、最新技術につい て知って頂く良い機会となります。

 さらに、パネルディスカッションでは、東北の各聾学校の自立活動部担当者から、自立活動の指導についての現状と課題を提供いただき、これからの自立活動の指導の充実について考えていきます。

 現在、聴覚障がい教育・療育に、携わっている方だけでなく、聴覚障がい教育・療育を学ばれている学生など、『聴覚障がい』に興味・関心を持っている方にも参加していただき、それぞれの専門性の向上に役立てていただけたら幸いです。

平成28年8月10日(水)12:30~16:00
        ※ 総会 12:30~13:00(会員のみ)
       11日(木) 9:00~16:30

詳しくは以下の要項等をご覧ください。


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